【Column】キッチンカーの出店依頼~その1~ では、主に当店の出店実績について紹介をさせて頂きました。
今回のコラムでは、当社に寄せられたキッチンカーの出店依頼について、事例を紹介させて頂きます。
こちらの事例は、とあるベットタウンの駅での出店依頼です。
駅改札のほど近く、バスターミナルの真正面という、通行量・場所のわかりやすさは申し分ない依頼案件でした。
一方で、やはり駅前ということで多くの飲食店が立ち並んでいるため、競合が多い。
単なるお弁当の「テイクアウト」では、食べる場所がない、チェーン店に比べて安いわけではない、という点で販売数を伸ばすことは困難と考え、はじめから「お土産需要」に特化してご提案をさせて頂きました。
「帰宅途中に、家族の分のスイーツを買って頂く」このコンセプトが出店場所にぴったりマッチし、常連さんが通う人気のキッチンカーが誕生しました。
2つ目の事例は、オフィス街でのキッチンカー出店です。
新しいオフィスビルを竣工させたオーナー様より、荷下ろしスペースを活用してキッチンカーを誘致したいという依頼内容でした。
周辺には多数の飲食店があるものの、テイクアウトを行っているお店は少ない。
仕事中の限られたランチ時間においては、テイクアウトの需要が十分あると考え、ランチ対応のキッチンカーをご提案しました。
しかしながら、新築ということもあり、オーナー様はランチ調理時のにおいなどを気にされ、カフェ系を強く望まれたため、いくつかのバリエーションでカフェ系キッチンカーを誘致しました。
想定通り、コーヒーは近隣のコンビニ・カフェとの競合により、思うような販売数は確保できませんでしたが、タピオカ店については、「普通のタピオカ店には入りにくいけど、タピオカは飲んでみたい」というサラリーマンに支持され、一定の販売実績を残すことができました。
その他、においが発生しない総菜パンについても、わずかな空き時間に食事を済ませたい、という方に喜んでもらえる結果となりました。
今回ご紹介する最後の事例は、とある商店街での活性化検討事業です。
古くからのお惣菜店が立ち並ぶこちらの商店街では、店舗もお客様も高齢化が進んでいました。
そこで、永続的に商店街を活性化する方策の一つとして、若い世代を呼び込もう!ということで、キッチンカーの出店依頼がありました。
本取り組みは、商店街の皆様の協力なくして成功はあり得ません。
そのため、キッチンカー選びの第一条件は、商店街のお店と重複感がないものでした。そして、若い世代に受けがよいもの。
当店やクレープ屋さんなどが日替わりで出店させて頂くこととなりました。
ケース1の事例と異なり、場所が分かりにくい、期間限定出店のため短期集中で認知度を上げる必要があったので、商店街の店舗や近隣マンションにポスターの掲示、チラシの配布、自治会会報誌への掲載など、事前の告知活動にかなり力を注ぎました。
その結果、「楽しみにしてたよ」と当日午前中から多くのお客様が来場される、大成功のイベントとなりました。
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いかがでしたか?
文面では語りつくせない、苦労話や新たな気づきもございますが、それは出店依頼を頂戴しましたお打合せの場で…。
「キッチンカーを呼んでみたい!」という方は、ぜひお気軽に出店依頼をお寄せ下さい。
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キッチンカーを呼ぶために、どんなことを考慮すべきか等については、こちら もご参照ください。