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おかげさまで3周年を迎えました|こちる cochill juice

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こちるがキッチンカーを始めたのは、2019年4月。
そして、江東区亀戸に店舗を構えたのは、2020年1月24日。
2023年の今年、店舗オープン3周年を迎えることができました!
ご来店のお客様、HP・SNS等で応援して下さる皆様、近隣のお店さんや仕入れ先の業者さんなど、こちるに関わって頂いた皆様、本当にありがとうございます!!

今日は節目の3年ということで、店舗オープンまでの道のりなどをお話させて頂きます!

なぜ江東区亀戸に店舗を構えたのか

よく頂くご質問のひとつとして、「なんで亀戸にお店を持ったの?」というものがあります。
亀戸のお店さんの中には、ご出身が元々亀戸という方も少なくないのですが、私は実は亀戸にはほとんど縁がなく。
受験の時に、亀戸天神さまにお参りに行ったくらいなものでした。
店舗オープンの前に、キッチンカーでよく京葉道路を通っていて、「なんか交差点の角に、テナント募集って貼ってあるな」「結構人(というか自転車)通りが多いな」と思ったのが、はじめのきっかけです。

普段はビビりなくせに、大きな決断は勢いで行うことが多い私。
・ジューススタンドとしては、ほどよい広さ
・駅前よりお家賃が抑えめ
ということで、他の物件を見ることなく、即決してしまいました!

もちろん、即決をするにあたっては、以下の考えがベースにあり、この立地がまさしくマッチしていたからです。
それは、「地域に愛されるお店」を目指せるかどうかということ。
ジューススタンドといえば、だいたいはエキナカやデバ地下など、人通りが多い店舗が主流です。
どうしても食事と比べて客単価が低くなる分、来店数・回転率を高めて売り上げを確保する必要があります。
一方、私がお店を持つにあたっては、例えば観光地や繁華街のように、「はじめまして」のお客様中心の商売ではなく、一人のお客様に何度も通ってほしい、という想いがありました。
なので、駅から多少離れていても、住宅街が広がる亀戸7丁目はご近所の皆さんが通いやすい立地であり、かつ、亀戸には亀戸天神さまや有名な飲食店(亀戸ぎょうざやホルモンをはじめ、魅力的な居酒屋さんの数々)があり、わざわざ訪れたくなる街だという印象を持つことができ、ここでジュース屋さんを開こう!と決心したのです。

オープン前の様子

先ほど、テナント募集の看板を見て即決したとお伝えしましたが、実はこのテナント…「飲食店不可」物件だったのです!
元々大家さんは、事務所を想定していたらしく、当初は入口に重たい鉄の扉がついていました。
後日談として…、当店でオープン当初から働いてくれているスタッフちゃんは、こちるの工事が始まるまで、この鉄の扉はマンションのごみ置き場だと思っていたそうで。
家族に、「ごみ置き場に、アルバイト募集のチラシが貼ってあった!」と報告したそうです(汗)

飲食店不可物件ではあったものの、大家さんに、ジューススタンドのため、火は使わない、においやけむりもないということをお伝えし、例外的にOKを頂くことができました!

内見したときの内部の様子はこちら。

完全スケルトン物件で、電気はもちろん、ガス管も水道管も、何にもない状態からのスタートでした。

飲食店経験がなかった私ではありますが、私なりのイメージから図面を起こして頂き、内装工事に着手。

徐々に形になってきました。

あっという間に内装工事完了!
2か月ほどで、開店準備が整いました!

ちなみに、ガス管の工事はお金がかかりすぎたため、当店はオール電化となっています。

オープン初日

そして迎えた2020年1月24日!こちるは亀戸7丁目で産声を上げました!
オープン初日には、友人が駆けつけてくれた他、沢山のお花も頂戴し、お店の中がいい香りで溢れていたことを昨日のことのように思い出します。
キッチンカーの出店場所でお世話になっていたお客様も、お祝いにお越し頂きました!
この日は平日にも関わらず、また、店頭にオープン日をお知らせしただけで、告知を全くしていなかったのにも関わらず、たくさんのお客様が早速足を運んで頂き、忙しくも、充実した時間を過ごさせて頂きました。

私の誇りは、この日やオープン当初からのお客様が、3年経った今でもお店にお越し頂けていることです。
いつも支えてくださり、本当にありがとうございます!!

オープンして間もない頃、やはりよく聞かれたのは「なんでこの立地?」ということ。
「ここら辺は結構、お店の入れ替わりが早いのよ~」とよく言われたものです。
何とかかんとか続けられているのも、お客様のおかげに他なりません。

そして、コロナの流行

お店の開店準備を着々と進めている中、2020年1月14日には、日本国内で初のコロナ感染者が確認されました。
その後の状況は、皆さんもよくご存知の通り。
オープンしてわずか2か月強で、一回目の緊急事態宣言が発出されることになるのです…。
この時は、もうとにかく不安で不安で…。「家賃払えなくなったらどうしよう」「なんでこのタイミングでお店を持っちゃったんだろう」などと、ぐるぐる同じことを考えては、落ち込むばかりでした。

オフィス街とイベント中心に出店していたキッチンカーの予定は全てキャンセル。
そうなってしまったら、何としてでもお店を維持させなければならない!
営業終了後に夜な夜な近隣マンションにチラシを投函して回ったり、店長自ら宅配する「こちるdeli」のサービスを立ち上げたり。
思いついたらとりあえずあれこれ試していましたねー。

近隣のお店さんにも、沢山助けて頂きました。テイクアウトができるお店としてYouTubeで紹介して頂いたり、落ち込む私を励ましてくれたり。
亀戸は、個人の飲食店が多い地域。オーナーさんがお店を訪ねてきて下さることも多く、先輩経営者の皆さんから頂いたアドバイスやサポートのおかげで、今のこちるが成り立っています。

3周年を迎えて

コロナもいまだ終息の目途はたたず、物価高や人材不足など、飲食店経営は頭を悩ませることばかり!
それでも、今、3年前と変わらず営業を続けられることに感謝をし、4年目もこれからも、頑張っていきたいと思います!

3周年の節目を迎えるにあたり、なにかイベント事ができたらよかったのですが、大々的なことは難しいので。
「こちる検定」なる企画を考えてみました!

アナタのこちる理解度はどれくらい!?
全問正解で、アナタも立派な「こちらー」です!!

 

全問正解した方は、店頭でその旨をお伝えくださいね。
ささやかながらプレゼントをご用意しております!!

これからも、「地域に愛されるお店」となれるよう、美味しいフルーツジュースをご用意して、皆様のご来店をお待ちしております。
今後とも、どうぞこちるをよろしくお願いします!