今年は、2月とは思えないほどの暖かい気候が続いていますね。
春を告げる梅や桜も、例年になく、開花が早まっているようです。
さて、今回は、梅の名所としても有名な、亀戸天神社についてご紹介します!
亀戸天神社の歴史
亀戸天神社の御祭神は、菅原道真公です。
ご本社の福岡・太宰府天満宮に対して、東の宰府として「東宰府天満宮」・「亀戸宰府天満宮」などと呼ばれていましたが、昭和11年に現在の「亀戸天神社」と名前を改めた歴史があります。
花の天神様
御祭神が菅原道真公のため、「学問の神様」としても有名な亀戸天神社。
受験を控えたお子さんをお持ちのご家族は、お参りに行ったことがある!という方も多いのではないでしょうか。
亀戸天神社は、別名「花の天神様」という名前でも親しまれています。
境内では、四季折々のお花が楽しめますが、亀戸天神社といえば、やはり、梅・藤・菊ですね。
亀戸天神社では、それぞれのお花のおまつりが開催されます。
おまつりの時期は、亀戸に多くの観光客の方がお見えになり、街がちょっと活気づきます。
おまつりの予定はおおよそ、以下の通りです。
… 2月下旬~3月上旬
●藤まつり
… 4月下旬~5月上旬
●菊まつり
… 10月下旬~11月下旬
ちょうどただ今、梅まつりの期間中。今週末がまさに満開、というタイミングとなっています!
なぜ、亀戸天神社は梅の木が多く植えられているのかというと、菅原道真公が愛したお花だからです。
境内には、300本あまりの梅の木が植えられていて、つぼみが開き始めると、境内中、梅のやわらかい香りに包まれます。
そして、本殿の前には、菅原道真公がわずか5歳で詠んだという、梅の花に関する和歌の歌碑がありますよ。
「美しや 紅の色なる梅の花 あこが顔にも つけたくぞある」
純粋で、梅への思い入れがまっすぐに伝わってくる和歌ですね~。
亀戸天神社の梅の木のメンテナンスは、ほとんど神職の皆様自らが行っていらっしゃいます。
木の剪定だけでなく、梅の実の収穫を行い、その実を梅干し・梅酒にされています。
亀戸天神社の梅干し、すごいご利益がありそうで。一度は食べてみたいものです!
亀戸天神社の周りには、美味しいお店もいっぱい!
散策後はぷらぷら街歩きも楽しいですよ。