こんにちは!皆さん、梅雨の時期をいかがお過ごしでしょうか。
寒暖差が激しかったり、低気圧が長らく停滞したり。体調を崩しやすい時期ですよね。
しっかり栄養のある食事と質のいい睡眠で、免疫力を上げていきましょう!
さて、突然ですが、今日は私の大人になってから発症した「食物アレルギー」についてのお話です。
少々長くなってしまいそうなので、2回に分けてお伝えさせて頂きますね!
大人の食物アレルギー
食物アレルギーといえば、乳幼児・子どものアレルギーを想像される方も多いと思います。
子どものアレルギーは、卵・小麦・乳がとても多く、大人になるにつれ、症状が緩和されることも多いとされています。大人のアレルギーでは、小麦・乳の他、甲殻類や果物、ピーナッツの症状に悩まされる方も多いようです。
グルテンアレルギーかも!そのきっかけ
事の発端は、冬の間に増えてしまった体重を何とかしようと、ダイエットをはじめたことでした。(長続きしないだけで、万年ダイエッターなんですけどね…)
パンが大好きな私は、朝・昼、おやつ、場合によっては夜もパンをとにかくたくさん食べていました。パンを食べない時は、うどんやパスタなど、やっぱり小麦粉を使った麺類を。
今思うと、パンや麺類の原材料である小麦粉や砂糖には、中毒性があると言われているので、そのせいで、食べることが常態化してしまっていただけなのかもしれませんね。
ダイエットをはじめてからは、何とかパンを食べることを我慢し、主食は玄米(たまに白米)、炭水化物よりタンパク質(肉魚や卵など)を摂ることを心掛けていました。
それからしばらくして、少しだけパンやたまにはスイーツを食べることもあったのですが、それらを食べると、なんとなく体がだるい。
そして、顔がひりひりして頬の内側(口の中)が腫れているような…。食事の際に腫れている部分をうっかり噛んでしまって、口の中が口内炎だらけ…。
何かがヘン!そう思って症状をインターネットで調べても、原因がわからずじまいでした。
なぜなら、食べた瞬間に症状がはっきり出るのではなく、食事のあと何時間か経過してから、口の中が腫れだしたり、同じような食事をしても、症状が出たり出なかったりするからです。
明確に、「これを食べたから、この症状が出る!」といった確証が持てなかったんですね。
我慢の限界!アレルギー科を受診
このような状況が続く中、確証は持てないものの、以下のような状況であることが分かってきました。
・生クリームたっぷりのケーキを食べると、ほぼ100%症状が出る(時間差はある)
・パンは、ハード系のものより柔らかい白パンのほうが顕著に症状が出る
・添加物が含まれていないものは、小麦粉が含まれていても、症状は軽め
これはきっと、「小麦アレルギー」か、「添加物アレルギー」だ!
きちんと検査をしてもらい、原因を突き止めよう!
そう思い、アレルギー科を受診することにしたのです。
ところが…その先生からは思いもよらない言葉が。
「アレルギー検査は、どの食物にアレルギーがあるかわかってから、検査をする。
ひとつの食物ごとに検査費用がかかってくるので、あたりをつけてから検査をしないと、膨大な費用になる。」
そうおっしゃるのです…!
原因が不明瞭だから、困り果てて、病院に来ているのに…!
結局、何となくの感覚から、小麦・カカオ・グルテンの3種類で検査をすることに。
検査は、その場で採血をし、検査機関に送るだけの簡単なものでした。
結果は、おおよそ一週間ぐらいとのこと。検査結果が出るころに再診察の予約をし、病院を後にしました。
検査結果が出た!衝撃の報告書
一週間後、再び病院を訪れると…。
まさかの、「全て陰性(=アレルギーではない)」という結果!
明らかに不調はあるのに、原因が特定できない。
先生に他の手立てを聞くも、「添加物のアレルギーはその種類が多すぎて、特定は難しい」「検査結果が陰性である以上、アレルギーはないと判断するか、他食物で検査しなおすしかない」との回答。
なんともやるせない気持ちのまま、病院を後にすることになりました…。
(後編につづく)