先日、小春日和の晴天に誘われて、当店から歩いて3分の亀戸中央公園へ、朝のお散歩に出かけてきました。
秋も深まり、早咲きの品種が見頃だという情報を聞きつけ、サザンカ鑑賞をするためです。
今日は、私の亀戸お気に入りスポット「亀戸中央公園」内で多く育てられているサザンカについて、ご紹介です!
サザンカとは
サザンカの漢字表記は「山茶花」。中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来しているのだとか。ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。
秋から冬にかけて見頃を迎えます。花の形は品種によって様々で、ツバキによく似た形もあれば、バラやシャクヤクのような八重の華やかな形のものも。
下の写真は、先日(11月下旬)、亀戸中央公園で見かけたサザンカたちです。
美しいですよね!!
動画(TikTok)にもまとめてみました!
ツバキ科のサザンカですが、花の散り方に大きな違いがあるのをご存知ですか?
ツバキは、花首からぽとりと落ちてしまいます。
一方、サザンカは、はらはらと花弁が散ります。
「あれ?これはサザンカ?ツバキ??」と迷ったら、足元の花を確認してみて下さいね。
サザンカは江東区の「区の花」
江東区は、区の木に「クロマツ」、区の花に「サザンカ」を制定しています。
どの木・花にするかは、制定当時、公募で決められたそうですよ!
参考:区の木・区の花(江東区HP)
江東区の観光キャラクター「コトミちゃん」も、区の花・サザンカの髪飾りを着けています!
水辺のアイドル・コトミちゃん、おしゃれですね!!
ところで、千葉県出身の私、サザンカ=さざんかさっちゃん=船橋市のイメージだったのですが…?
(ローカルネタですみません…!)
「さざんかさっちゃん」とは、JR船橋駅改札を出てすぐのコンコースに設置されている像のこと。
船橋っ子が誰かと待ち合わせをするときは、この「さざんかさっちゃん」の前というのが定番なのですよ。
さっちゃんが居るのが当たり前になりすぎていて、何の像なのか知らないままだったのですが、さざんかさっちゃんの像は、1980年に「さざんか募金運動推進協議会」が設置したものなんですって。
母子・父子家庭のお子さんへ奨学金を支給しているそう。
「さざんかさっちゃん」はただの像ではなく、募金箱になっていたんですね!全く気がつきませんでした。。
そこで気になるのが、船橋市の市の花。調べてみると、船橋市の市の花は、「カザグルマ」!
え!?サザンカじゃないの??
…安心して下さい(?)船橋市は、市の木として、「サザンカ」を制定しています。
確かに、サザンカは樹木ですものね。
参考:市の木・市の花(船橋市HP)
ちなみに、サザンカを区や市・町の木・花に制定している自治体は、全国40か所以上!
それだけ、サザンカはみんなに愛される美しい花ということですね!
サザンカの名所「亀戸中央公園」
江東区の区の花・サザンカは街中の生垣にも使用されていますが、区内の名所といったら、「亀戸中央公園」!
亀戸中央公園は、日立製作所・亀戸工場の跡地に整備された都立の公園です。
そう、実は亀戸中央公園は、区立の公園ではないのですよ。
亀戸中央公園については、以前、こちらのブログでも紹介しました。
亀戸中央公園には、テニスコートや野球場、スポーツセンターなど、アクティブに過ごせる施設もあれば、広い芝生が広がり、のんびりと過ごせるエリアもたくさん。
思い思いにその時を過ごすことができる、癒しのスポットなんですよ!
そして、今回ご紹介したサザンカの他にも、季節ごとに様々な花が咲き誇ります。園内は、2,950本、9,300株もの樹木が管理されているんですよ。
特に春は、梅・アンズ・桜(河津桜・ソメイヨシノ)などで、園内がとっても華やかです!
お子さま連れの皆さんも、たっぷり楽しめますよ!
ぜひ亀戸中央公園にお越しの際は、当店にもお立ち寄りくださいね。
当店所在地⇒こちら