9月に入っても、日差しが強く、暑い日が続いていますね。
それでも空の高さや日が暮れる時間の早さに、秋の訪れを感じる今日この頃です。
さて、秋メニューとしてご好評いただいております「梨&ぶどう」。
時期によって、少しずつ品種が変わっています!
梨については、8月下旬は「幸水」、9月に入りまして「豊水」となっています。
今回は、「幸水」と「豊水」の違いについて、ご紹介します!
まずこちらの写真を見て、どちらがどっちだか分かりますか?
すぐに分かった方は、かなりの梨好きさん!
正解は後ほどとして、この2つの品種の違いをご説明します!
「幸水」と「豊水」-収穫時期の違い
梨が市場に出回り始めるのは、7月頃。
最も美味しい旬の時期としては、8月中旬~9月にピークを迎え、10月頃まで収穫が行われます。
梨の中でもまず先頭をきって登場するのが、「幸水」となります。
お盆のあたりには、美味しい幸水が沢山出回ります。
その後に登場するのが、「豊水」です。
8月の下旬から9月のちょうど今、みずみずしい豊水の季節です。
「幸水」と「豊水」-見た目の違い
まず、見た目の違いとしては2点。大きさと形状です。
●大きさの違い
一般的に、「幸水」のほうが小さめ。幸水より一回り大きいのが「豊水」となります。
●形状の違い
形状としては、平べったいのが「幸水」、まんまるなのが「豊水」です。
●色の違い
色は、青みがかっているほうが「幸水」、赤みを帯びているのが「豊水」なのです。
「幸水」と「豊水」-味の違い
それでは、味の違いはどうでしょうか?
「幸水」といえば、甘みが最大の特長。シャリシャリとした食感と甘さが幅広い年代に愛されています。
「豊水」は、幸水に比べると実の中心あたりに少し酸味を感じます。(それでも、十分甘いです!)
果肉は柔らかめ、果汁がたっぷりなので、皮をむいていると果汁がぽたぽたと垂れてしまいます。
ジューシーで爽やかな味が特長です。
さぁ、初めの写真の答えはもうわかりましたね?
左が「幸水」、右が「豊水」になります。
これまで梨は断然!「幸水」派だったのですが、ジュースにすると、「豊水」のジューシーさがよく合うな…と甲乙つけがたい感じになって参りました。
ぜひ期間限定の「梨&ぶどう」、存分に秋の味覚を堪能して下さい!!