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【Column】自律神経の乱れとは?|こちる cochill juice

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先日のこと。何となく数日前から、首に寝違えたときのような痛みを感じていました。

ストレッチをしたり、早めの睡眠を心掛けてみたものの…よくなるどころが、急に悪化してしまい、お店に立つことが困難な状態に…。
痛みは首のつけ根あたり。腕や首を動かすと激痛が走り、自分で髪も結べません。
痛みのせいで、頭痛や吐き気、立っていると目がチカチカしてくる始末。
こんな状態になったのは初めての経験でした…。

この痛みの原因は何なのか?慌てて駆け込んだ整体の先生にお聞きすると、「自律神経の乱れですね。」とのこと。
自律神経?乱れ?それが、首の痛み??? 正直、ピンとこなかったです(笑)
自律神経というと、なんだか精神的なストレスが関連しているような先入観があり、体の痛みが発生するイメージが持てなかったのです。

またこのツラい痛みを繰り返さないため、この「自律神経の乱れ」について、調べてみました!

自律神経とは

自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、自分の意思とは関係なく24時間働き続けている神経のこと。
昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。

交感神経が強く働くと、血圧が上がり、瞳孔が拡大して、心と体が興奮状態になります。
一方、副交感神経が優位に働けば、血圧が下がり心拍数は減少。瞳孔が収縮し、心と体が休んでいる状態になります。

自律神経が乱れる原因

「自律神経の乱れ」とは、本来自然とスイッチされるはずの交感神経・副交感神経2つの神経のバランスが崩れ、主に交感神経優位の状態が続くことをいいます。
自律神経が乱れる主な原因は、以下の通り。

・精神的ストレス
仕事や人間関係などの精神的ストレスは、やはり自律神経に大きな影響を与えます。

・身体的ストレス
肉体的な疲労がたまっている状態は、自律神経の乱れの原因に。
また、暑い夏の時期、外の暑さと冷房の効いた室内との寒暖差も、自律神経のバランスを大きく崩してしまうことに。
自律神経は、人間の体温調節も行っていますが、5度以上の急激な気温変化には素早く対応することが難しいと言われています。
一日に何度も気温の著しい変化が繰り返されると、体温調節している交感神経と副交感神経のバランスに異常をきたしてしまいます。

・その他
更年期障害などのホルモンバランスによっても、自律神経が乱れることがあります。
また、本来、副交感神経優位のリラックス状態になるべき就寝前の時間帯に、スマホを長時間操作していたり、騒音や明るさが強い状態でいることも、自律神経の乱れに繋がります。

自律神経の乱れが引き起こす症状

自律神経が乱れると、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠…といった様々な症状が。
私の場合、首の痛みと手のしびれ、頭痛と吐き気が主な症状でしたが、人によって症状の内容も重さも差があるようです。

私が診察を受けた時は、交感神経が優位な状態で血管が収縮・筋肉が緊張状態にあったようで、患部は熱を帯びて炎症を起こしている状態でした。
そのため、患部以外の周りの筋肉をほぐして頂き、患部は冷やして炎症を抑える処置を行いました。
あんなにつらかった痛みが、30分ほどの施術で、ずいぶんと楽に!本当に助かりました…。

自律神経を正常に保つためには

自律神経の乱れには、精神的・身体的ストレスは大敵!
まずは、ストレスを溜めない、ストレス発散の手段(趣味やリラックス方法)を持っておく、規則正しい生活・良質な睡眠、栄養バランスの摂れた食事が大切になります。

それから、冷えは厳禁!
思い返せば、今年の夏は、足がつることが多かった私。これも体の冷えが原因だったようで、就寝時にレッグウォーマーを付けたところ、症状が改善されました!(いつもは冬の寒い時期に使用していたのですが、今年は冷房をつけて寝ることも多かったので…足は冷やしすぎないよう、夏でもレッグウォーマーを着けることにしたのです。)
冷房の風に直接あたらない、寒暖差が大きくなりすぎないようにする(冷房が効いた室内で過ごすように長袖の上着を持ち歩くなど)などの対策が必要ですね。

もうひとつ、夏でも湯船につかる!
入浴は冷えを解消する、血行が良くなる、疲労回復に繋がる、リラックスでき副交感神経優位の状態となるなど、自律神経の乱れ解消にいいことずくめなのです!
私もついつい夏の暑い時期はシャワーで済ませがちでした。そのため、お風呂あがりでも、足の先は冷たいまま。先生にしっかり湯船につかりましょうとアドバイスを頂いてから、毎日の入浴を心掛けています。
その結果、眠りにつくのも以前よりスムーズになった気が!入浴90分後に入眠すると、より質の良い眠りにつけるそうですよ。

いかがでしたでしょうか。
私自身、体力には自信があったため、体のケアがおろそかになっていたのかもしれません。
夏の終わりは、体の疲れが出やすい季節!
皆さんも、体が悲鳴を上げる前に、ご自身の体にゆっくり目を向けてあげてくださ