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【Column】食品添加物について~実践編~|こちる cochill juice

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前回のブログ 【Column】食品添加物について~基本編~|こちる cochill juiceにて、食品添加物の基礎知識について、まとめさせて頂きました。
今回は、実践編として、スーパー・コンビニで簡単に手に入る飲み物・食べ物を例に、どういった食品添加物が含まれているか、見ていきましょう。

カロリーオフには気をつけろ!

ダイエット中の皆さんの強い味方であるはずの「カロリーオフ」「カロリーゼロ」の飲み物・食べ物。その多くが、しっかり甘みを感じるのはなぜでしょう?答えは簡単、合成甘味料によって甘味を足しているからです。

例1 カロリーオフのリンゴジュース

このジュースに使用されている甘味料(アセスルファムK)は、砂糖の200倍の甘味がある化学合成物質です。
日本では2000年に添加物として認可されているものの、イヌへの動物実験で、肝機能障害・リンパ球の減少・免疫力低下が確認されています。
また、体内で消化・分解できず、妊娠した女性が摂取した場合、胎児へ成分が移行されることがわかっています。

例2 脂肪ゼロのヨーグルト

ヨーグルトは体にいいはずだし、脂質も抑えらる!なんて思っていたら…、こちらの商品にも合成甘味料が。
スクラロースは、ウサギやラットへの動物実験の結果、体重減少や流産、リンパ組織の萎縮、脳細胞への影響が懸念されています。

その他にも、カロリーゼロの炭酸飲料や微糖の缶コーヒー、砂糖ゼロのチョコレートやアイスには、たくさんの合成甘味料が使用されています。
低カロリーに惑わされず、体にいいものを摂って、ダイエットに励みましょう。

健康食品だって、危険!

トクホマークの商品や、栄養ドリンク、ゼリー飲料やプロテインバーなど、一見健康そうな商品にも、多くの食品添加物が使用されています。

例3 エナジードリンク

健康食品にも多く含まれる保存料。安息香酸・安息香酸Naは、ラットへの動物実験で、けいれん・尿失禁などを引き起こし、死んでしまったという結果が報告されています。人間においても、多く摂りすぎることで中毒を起こす心配があります。また、ビタミンCなどと化学反応をおこし、ベンゼンという化学物質に変化することがあるのですが、このベンゼンは、人間に白血病を引き起こす物質なのです。実際に2006年にはイギリスで安息香酸とビタミンCが添加された飲み物でベンゼンが検出、製品を回収する事態となりました。

例4 野菜ジュース

安定剤の増粘多糖類は、キサンタンガム・カラギーナン・グァーガムなど30品目ほど存在します。
1品目のみ使用の場合は、具体名が表示されますが、2品目以上の場合は「増粘多糖類」としか表示されないので、何が使われているか不明です。
クチナシ色素についても、黄色素・赤色素・青色素と種類が分かれており、黄色素ではラットの動物実験で肝臓の出血や肝細胞の壊死が見られたのにも関わらず、詳細の表記はなされません。
同様に、香料についても、サリチル酸メチル・フェノール類・イソチオシアン酸アリルなど毒性が強い合成香料があるものの、詳細の表記義務がないのが実態です。

いかがでしたか?
一見、体によさそうなものの多くに、添加物が含まれていて、長きにわたって多量に摂取しすぎると、健康被害をひきおこす可能性があります。
便利な一面もある添加物と、上手に付き合っていきたいものですね。