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【Column】食品添加物について~基本編~|こちる cochill juice

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酷暑の夏、いかがお過ごしでしょうか。
こうも暑いと、ついつい清涼飲料水や市販のシロップをかけたかき氷などを摂りすぎていませんか?
でもその中に…あまり多く摂りすぎないほうがよい食品添加物が含まれているかもしれません。
今回は、そんな「食品添加物」についてのお話です。

食品添加物とは

まずはじめに、食品添加物とは何か?を整理しましょう。
食品衛生法で、食品添加物は「食品の製造の過程においてまたは食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するもの(第4条第2項)」と定められています。
食品を扱いやすくしたり、賞味期限を長くするために、添加物を使用しているということですね。
日本では、厚生労働省によって使用が許可されている添加物が800種以上となっており、「添加物大国」な状態となっています。

食品添加物の見分け方

まず、下の原材料名を見てください。何が添加物か、お分かりになりますか?

食品添加物

簡単な見分け方として、「/」以降が添加物となります。
こちらの図でいうと、膨張剤以降が全て添加物です。
中には「/」の表記をせずに、添加物を記載しているケースもありますが、〇〇剤や〇〇料という記載があれば、それ以降は添加物と判断することもできます。

添加物の主な種類と目的

身近な食品に使われている主な添加物をまとめました。

食品添加物

添加物の中には、1つ目の図の「甘味料」のように、物質名を記載することが義務づけられているものと、そうでないもの(例えば香料)があります。
使っている添加物を全部表示させると、ラベルに収まりきらないから…なんですよね。
つまり、消費者には実際にどんな添加物が使われているかわからない状態ということになります。

添加物は体に悪いのか?

現代日本で、全ての添加物を除去した生活をするのは、かなり困難です。
外食・中食の多くで添加物は使用されていますし、自炊するにしても、調味料を全て無添加にしなければなりません。
また、添加物は全て悪というわけではない点も添えさせて頂きます。
例えば、炭酸水に含まれる炭酸(=二酸化炭素を溶かしたもの)は添加物の一種です。空気中や人間の体内にも存在する物質なので、安全性に問題はありませんよね。
一方、残念ながら現在、厚生労働省にて認可されている添加物の安全性は、動物実験によってのみ調べられており、人体への影響がないとは言い切れないのが実態です。
さらには、動物実験で一定の毒性が確認されているのにも関わらず、使用が認められている添加物さえ存在します。
例えば、赤色2号という合成着色料。アメリカでは、動物実験にて「発がん性の疑いが強い」という理由で使用が禁止されていますが、日本では子どもたちが多く口にするかき氷用シロップなどに使用され続けています。

その他にも、動物実験にて胎児に障害をもたらす毒性、血液異常、腎臓肝臓障害が認められる添加物が、ジュース・スナック菓子・ゼリーやグミなど、様々な飲み物・お菓子に含まれていることを知ってもらえたらと思います。

【Column】食品添加物について~実践編~|こちる cochill juice に続きます…!