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【Column】フルーツジュースは体に悪い?|こちる cochill juice

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フルーツジュース,野菜ジュース

フルーツジュース専門店のブログにしては、刺激的なタイトルですね。

健康のために、「朝コンビニで野菜ジュースを買って、出社しているよ」なんて方も多いかと思います。
一方で、「フルーツジュースは、太る」や「野菜ジュースに栄養はない」といった記事を見かけることもちらほら。
本当にそうなのでしょうか?
今回は、市販のフルーツジュースについて、掘り下げてみたいと思います!

フルーツジュースの種類

これまで、アイスクリーム生クリームの違いについて、このブログでも触れさせて頂いていますが、市販のフルーツジュースも、果汁の割合や製法によって表記が異なるのをご存知でしょうか?
市販のフルーツジュースは、まず果汁の割合によって、3つに分けられます。

フルーツジュースの種類

皆さん、お気づきになりましたでしょうか?
食品表示義務上、「フルーツ”ジュース”」と言えるのは、果汁100%のもののみ。100%未満のものは、「飲料」などと表記しなければならず、「フルーツジュース」とは記載できないのです。

次に果汁00%フルーツジュースにも製法によって、2種類の表記が存在します。
ひとつは、「濃縮還元」。もうひとつは、「ストレート果汁」です。
この2つの違いについて、見ていきましょう。

濃縮還元:原料となる野菜を加熱して水分を飛ばしてペースト状に加工したり、搾った果汁から一旦水分を取り除き濃縮したものを冷凍保存したものを、製品にする際に水分を加え液体に還元したもの。

ストレート果汁:果物から搾り出した果汁を、そのまま低温保存しておき容器に詰めたもの。

市販の大量生産されているフルーツジュースに使われている果物の多くは、海外製のもの。
生のまま輸入をすると体積がかさんでコスト高になってしまったり、輸送途中で腐ってしまったり、低価格での提供が難しいのが実態です。
そのため、海外で予め加工をし、体積を圧縮した状態でまとめて輸入し、日本で水を加えてジュースにするのが、「濃縮還元のフルーツジュース」なのです。
原材料は海外産でも、加工を日本で行っていれば、日本製と表記ができてしまいます。

それでは、当店のフルーツジュースは、濃縮還元?ストレート??
答えは、どちらもNOです!
当店のフルーツジュースと市販のフルーツジュースの違いは、「製品化のために調整されているかどうか」です。
市販のジュースは、長期間店頭に並べて販売する等のために、加熱・殺菌処理がなされ、缶やパックにパッケージされています。
対して、当店のフルーツジュースは素材そのままをジュースにして、すぐに提供するフレッシュな“生ジュース”。
JAS法により、加工をしている市販のフルーツジュースには『生、フレッシュ、その他新鮮であることを示す用語』は使うことができないと規定されています。
つまり、市販のジュースでは“生ジュース”は存在しないことになるんですよ。

フルーツジュースは体に悪い?

さて、フルーツジュースの違いの整理ができたところで、本題です。
フルーツジュースが体に悪い、とされる理由を探っていきましょう。

理由その1)加工過程で栄養が失われてしまうから

野菜や果物には、体を健康に保つために必要な、ビタミン・ミネラル・食物繊維が多く含まれています。
ですが、野菜や果物を豊富に使っているはずの市販のフルーツジュースは、野菜・果物をそのまま食べるよりも栄養が少ないとされています。
なぜなら、加熱処理などの製造過程で、ビタミンなどの栄養素の大半が失われてしまうから。
野菜ジュースのパッケージに記載されている「1日〇〇分の野菜が摂れる」といった表記にも注意が必要です。
これは、1日に必要な野菜を材料として使用している、という意味で、実際の野菜を食べた時と同じ栄養が摂れるわけではないのです。

理由その2)添加物を加えているから

残念ながら、ここ日本では消費者が求める商品価格の低廉化、手軽さが重視され、「加工品天国」と化しています。
スーパー・コンビニで商品を購入する際、無添加なものを探すのが困難なこと…!
フルーツジュースも例外ではありません。
ジュースで多く使用される添加物として、着色料・保存料・香料・酸化防止剤・人工甘味料・果糖ぶどう糖液糖/ぶどう糖果糖液糖 等が挙げられます。
その他、砂糖や食塩を加え、飲みやすさを調整しています。

なぜこのような添加物が使われているか?
それは…
●加工過程で失われてしまった野菜や果物がもつ本来の風味・香り・栄養を人工的な加工物で補っている
●変色や味の劣化を防ぐ
●賞味期限を長く保つ
●収穫場所や旬、生育状態による味のばらつきをなくすため、加糖を施す

からです。

例えば、香料。
香料は、食品が本来持っている香気と同じものを作り出すため、多数の合成物質を組み合わせて使用されています。
アセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニスアルデヒドなど、日本で使用されている香料の種類はなんと2500種。
中には、海外では発がん性等健康被害の恐れがあるため、使用が禁止されているものも含まれています。
しかしながら、現在の日本の食品表示法では、香料の種類の表示義務はなく、どの合成香料を何種類使っていても、「香料」と表示すればよいことになっています。

結論

つまり、市販のフルーツジュースが体に悪いと言われている理由
それは、
素材本来の栄養素が失われ、人工的な添加物や加糖によって甘く味付けされたジュースだから。
です。

反対に、過度な加工や添加物が加えられていないフルーツジュースは、不足しがちな栄養素の補給となり、健康的。と言えるのではないでしょうか。
※もちろん、偏った食生活ではなく、適度な量の摂取が前提となります

素材の味そのままのフルーツジュース

当店のフルーツジュースは、加工をせず、素材をそのままミキサーにかけてお作りしているフレッシュな生ジュースです。
注文が入ってから1杯ずつお作りするから、もちろん添加物は必要ありませんよね。

ここで。とあるお客様とのエピソードをひとつ。
常連のこのお客様、ご注文はいつも、野菜のジュース「グリーンMIX」です。
「こちるさんのグリーンMIXは、日によって少しずつ味が異なるのが好き」とおっしゃるのです。
これは、均一品質・マニュアル化を重視する日本のチェーン店では許されないことですよね。
でもこのお客様は、「野菜には旬があって、季節によって甘みや栄養が異なるのが当たり前。こちるさんは、素材をそのままジュースにしているから、その違いが感じられることが嬉しい。」そうおっしゃって頂きました。
市販のジュースは味は均一でとっても甘い。それは、何かを加えているから。
そのことを共感して頂けて、とっても嬉しかったです。

かくいう私も、以前はコンビニのフルーツジュースや、チルドのカフェラテなどを飲んでいました。
けれど、健康に気をつけるようになり、添加物や砂糖を極力摂らない生活をしていると、市販のジュースは甘すぎて、とても1本飲み切ることができなくなりました。
飲み物に限らず、このような食生活をしていると、素材そのものの味をダイレクトに感じることができるようになりました。
(添加物が多く入っていると、すぐに体が反応するようにもなりますが…)

人生100年時代。医療の進歩に頼らず、日々の食生活から、健康寿命を延ばしませんか?

これからも、皆さんの健康とリフレッシュのひとときに、こちるのフルーツジュースを選んで頂けたら幸いです。